平屋だからこそ、間取りが命です
近年、千葉県内でも平屋住宅を建てる方が増えています。
山武市においても、美杉野(旧山武町)エリアに平屋の注文住宅が増えています。
家族の気配を感じながら生活できる、段差がなく将来まで安心、効率的な家事動線――こうした暮らしやすさが、若いご家族からシニア世代まで幅広く選ばれている理由です。
ですが、「平屋=なんとなくラクそう」という理由だけで建てると、住み始めてから“こうすればよかった”と後悔することも……。
今回は、実際によく聞かれる平屋の間取りに関する失敗談と、その対策方法をご紹介します。
※紹介する失敗談は、あくまで他社や一般的な事例を参考にしたものであり、当社の施工例ではありません。
よくある!平屋の間取り失敗談&成功のコツ5選
① 洗面・脱衣・物干し動線がバラバラで不便
よくある失敗談
「洗面所と物干し場が離れていて、洗濯動線が長くて不便」
脱衣所→洗濯機→物干しスペース→収納…と毎日何度も往復する家事動線が、意外とストレスになります。
成功のコツ
平屋だからこそ「一直線」の洗濯動線が叶いやすい!
洗う→干す→しまうが最短距離になるよう、脱衣所と室内干しスペース、ファミリークローゼットの配置を工夫しましょう。
② 窓の配置に失敗して夏暑く冬寒い家に
よくある失敗談
「南向きに窓を多くつけたら、夏の日差しがきつすぎて冷房が効かない」
逆に北側の部屋が暗く、冬は寒さに悩まされるケースも。
成功のコツ
平屋はワンフロアのため、窓の配置によって家中の快適さが左右されます。
深い軒やシェード、断熱性能の高い窓を取り入れることで、夏の直射日光を防ぎ、冬は熱を逃がさない設計が可能です。
窓リフォーム補助金制度を利用する手もあります。
関連記事:工事はたった1日?先進的窓リノベ2025事業でできる手軽なリフォームとは~内窓編~
③ 来客と家族の動線がぶつかって落ち着かない
よくある失敗談
「玄関からリビングを横切ってトイレや洗面所へ行く来客動線が気になる」
急な来客時に生活感が丸見え…という後悔も多くあります。
成功のコツ
来客スペース(和室・応接室)を玄関近くに配置し、リビングや家族の動線と分離させるのが理想です。
また、回遊動線や目隠し壁の設計で、家族のプライバシーも守りやすくなります。
④ 子ども部屋が将来「物置化」する
よくある失敗談
「子どもが巣立った後、使わなくなった部屋が無駄な空間に…」
固定された個室は、ライフステージの変化に対応しづらくなります。
成功のコツ
将来は書斎や収納に変更できるよう、可変性のある間仕切りや2室を1室にできる設計を取り入れると安心です。
また、収納や書斎としても使える多目的スペースにしておくと、将来の使い方に柔軟に対応できます。
子どもが巣立ったあとは、趣味の部屋やリモートワークのワークスペースとして活用するなど、使い道の幅が広がります。
⑤ 採光が足りず、家全体が暗くなった
よくある失敗談
「平屋にしたのに、部屋が暗くて開放感がない」
屋根に近いため天井が低く感じたり、外に面していない部屋に光が届かなかったりするケースがあります。
成功のコツ
勾配天井や高窓、天窓を使うことで、自然光を上から取り込み明るい空間に。
また、リビングに吹き抜け風の勾配天井+梁見せを組み合わせると、実際の広さ以上に広く感じられます。
間取りで後悔しないために大切なこと
平屋はコンパクトに暮らしやすい反面、「一度建てたらやり直しがきかない」間取りだからこそ、慎重に計画したいものです。
自分たちの生活スタイルや家族構成、将来の変化をしっかり見据えた設計が大切です。
真行寺建設では、お客様のライフスタイルに合わせた平屋のご提案を行っております。
事前のヒアリングから、間取りのパターン設計、施工実例のご紹介まで、気軽にご相談いただけます。
関連記事:今、平屋の注文住宅が人気の理由 若い世代からも注目される魅力とは?
まとめ|平屋だからこそ、暮らしに「フィット」する間取りを
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平屋は間取り次第で住み心地が大きく変わります。
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よくある失敗談から、事前にチェックしたいポイントを知っておきましょう。
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