髙橋 栄一 自己紹介へ

平屋が気になるあなたへ。向いているかどうかの考え方

公開日:2026/01/22(木) 更新日:2026/01/22(木) 家づくりのこと

最近、「平屋が気になっていて…」というご相談が増えています。

ワンフロアで生活が完結するラクさ、家族の気配を感じやすい間取り、

そして将来を見据えた暮らしやすさ。

平屋には、たしかにたくさんの魅力があります。

一方で、

「土地が広くないと無理?」

「子どもが大きくなっても大丈夫?」

「本当に自分たちに合っているのかな?」

そんな迷いや不安の声も、同じくらいよく耳にします。

実は、平屋は誰にとっても正解な住まいではありません。

だからこそ大切なのは、「平屋かどうか」ではなく、

自分たちの暮らし方に合っているかどうかを考えることなんです。

この記事では、平屋に憧れている方に向けて、

「向いている・向いていない」を決めつけるのではなく、

判断のヒントになる考え方をお伝えしていきます。

読み終えたときに、

「うちは平屋が合いそうだな」

「いや、2階建てもアリかも」

そんなふうに、自分たちなりの答えが見えてくる内容になればうれしいです。

よくある「平屋」の勘違い

平屋というと、こんなイメージを持たれることが多いのではないでしょうか。

  • 土地が広くないと建てられない

  • 建築費用が高くなる

  • 高齢者向けの家

  • 子育て世帯には向いていない

  • 将来、部屋が足りなくなる

たしかに、これらが当てはまるケースも一部あります。

ですが、すべての平屋、すべてのご家庭に共通する話ではありません。

例えば土地の広さについても、間取りの工夫や部屋数の考え方次第で、

必ずしも広大な土地が必要になるわけではありません。

また、「建築費用が高い」というイメージも、

単純に「平屋だから高い」のではなく、

面積・仕様・構造・設備の性能など、複数の要素が関係しています。

そしてよくあるのが、「平屋=老後の家」というイメージ。

しかし実際には、子育て世帯や共働き世帯だからこそ、

平屋の暮らしやすさを感じるというケースも増えています。

大切なのは、「平屋かどうか」という言葉のイメージで判断することではなく、

自分たちの暮らし方に合うかどうかで考えること。

その視点で見ていくと、

平屋に向いている人の特徴が、少しずつ見えてきます。

関連記事:千葉で家を建てるなら平屋と2階建てどっち?土地事情から考えるメリット・デメリット

平屋が向いている人の特徴

では、どんな人が平屋に向いているのでしょうか。

実際のご相談や暮らし方をもとにすると、こんな特徴が見えてきます。

① 家事や移動をできるだけシンプルにしたい人

平屋は上下移動がなく、生活動線がワンフロアで完結します。

洗濯・掃除・片付けなど、毎日の小さな動きが積み重なるからこそ

「移動が少ない」という快適さは、想像以上に効いてきます。

② 家族の気配を感じながら暮らしたい人

廊下や階段で分断されにくい平屋は、

自然と家族の声や存在を感じやすい住まいです。

子どもの様子に目が届きやすい、声をかけやすい、

そんな距離感を大切にしたい方には向いています。

③ 将来の暮らしも今から考えておきたい人

「まだ若いから平屋は早い」

そう思われがちですが、今の暮らしやすさと将来の安心を両立しやすいのが平屋です。

長く住む家だからこそ、先のことも少し考えておきたい。

そんな方には相性のいい選択肢です。

④ 土地条件を含めて、家づくりをトータルで考えられる人

平屋は土地との関係がとても大切です。

敷地の形、広さ、周辺環境を含めて、

「どう建てるか」を一緒に考えられる方ほど、

満足度の高い平屋になります。


逆に、平屋が向いていないかもしれない人

一方で、平屋が合わないケースもあります。

  • 限られた敷地で、どうしても部屋数を多く確保したい

  • プライベート空間を上下階でしっかり分けたい

  • 将来の増築や使い方の変化を前提にしたい

こうした希望が強い場合は、

2階建てのほうが無理なく叶えられることも少なくありません。

大切なのは「平屋か2階建てか」ではなく、

「今とこれからの暮らしに合っているか」

という視点です。


迷ったときの考え方

平屋か2階建てかで迷ったときは、

こんな問いを自分たちに投げかけてみてください。

  • 朝から夜まで、家の中をどう動いているか(毎日のルーティン含め)

  • 家事や片付けで「ちょっと面倒」と感じていることは何か(日々のイライラとは)

  • 家族との距離感で、大切にしたいことは何か(家づくりの柱になること)

  • 10年後、20年後も同じ暮らし方をしていそうか(環境の変化はあるか)

答えを並べていくと、

自然と「自分たちらしい住まいの形」が見えてきます。


平屋も、2階建ても、正解はひとつじゃありません

平屋は魅力的な選択肢ですが、

流行っているから選ぶものでも、

「なんとなく良さそう」で決めるものでもありません。

私たちは平屋が合う方には平屋を、

2階建てが合う方には2階建てを、

そのご家族にフィットする形としてご提案したいと考えています。

もし平屋が気になっているなら、

「向いているかどうか」を一緒に整理するところから、

ゆっくり考えてみませんか。

平屋が向いているかどうかは、図面や写真を見ることで、

ふっと腑に落ちることもあります。

soraieの平屋シリーズが、そのヒントになればうれしいです。

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